69.錦の八幡祭   ( 大紀町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
正月3日から5日にかけて錦で行われる八幡祭は、以前10日に行われ10日祭りと言われていました。
この祭も町をあげて行われますが、子供達や若者が少なくなってきた今、是非伝えたい祭りの一つで
す。(紀勢町、44、男)
         漁港の海岸通りを行く婦人部手踊りパレード 2012−1−8
         ((ポインタを当てて変わる画面))はパレード正面から
婦人部の手踊りがトップ
  錦の伝統行事"八幡祭”は、漁師町らしく大魚と安全無事を願って江戸時代から続く 正月行事で、別名十日日(とうかび)とも言われ、昔は旧正月の10日が祭日であった。

  しかし、 今は正月明けの日曜日を選び、2012年は1月8日である。

  行事は婦人部の手踊り・稚児行列・から始まる。朝9時未だ肌寒い福羅公園を出発。

  真剣なまなざし、衣装もそろい踊りも揃って、元気いっぱい。たくましくて、そしてチャーミング。

2012年の祭の様子です。
  
団子祷 と魚祷、2台の山車
   婦人部の手踊りに続いて、団子を積んだ「団子祷」(だんごとう)、魚を積んだ「魚祷」(さかなとう)の 二つの山車(だし)が多くの曳き手に引かれて町内を行く。

  この山車、小柄ながら操舵輪がないので,舵取はすべて若い衆の梃子による。5mも行けば梃子の出番、結構忙しい。
まさに若者の出番である

  梃子の若い衆は勿論、道端の人にもお酒が振舞われ、祭を盛り上げる。老いも若きも町民総出での祭りである。

  素晴らしい祝い歌
  このだしの行列に付き添い、拡声器を通して朗々とうたう祝い歌が実に素晴らしい。達者な歌い手が数人山車の脇につき,かわるがわる唄う。皆さん年配者だが揃って美声の持ち主、錦の町中に響き渡り、祭を一層華やかなものにしている。
     梃子で山車(団子祷)を舵取る若い衆2012-1-8
        (ポインタを当てて変わる画面)は魚祷山車
               錦神社境内での弓引き 2012−1−8
                 
(ポインタを当てて変わる画面)境内で巫女舞
錦神社で巫女舞や
       弓引き神事
  二つの山車が最後に錦神社に着くと、境内では巫女(みこ)による舞いと烏帽子姿(えぼしすがた)の2人衆による弓引きが行われ、 祭りは最高潮になる。

  弓引きが終わると、祷見舞いとして山車の団子と魚が祷人衆(とうじんしゅう)に配られ「無事に相済みまして お目出度う御座います」の口上と共に八幡祭は終わりとなる。
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インフォメーション  

大紀町錦。 (2012年)9:00町内パレードスタート(福羅公園11:30 2台の山車 錦神社到着 
  13:00巫女舞 14:00弓引き 14:30終了.マップはパレードの出発点の福羅公園です。

 

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