錦の赤船祭り   ( 大紀町錦 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
錦に伝わる行事のひとつ、赤船祭りは漁業の町錦ならではで、江戸時代後期に起源すると言われており、このあとブリ大敷漁が始まります。(紀勢町、44、男)
                       祝い歌を歌う保存会の面々2014−2−16 
             (ポインタを当てて見える画像)幟りはためく赤船全景
大漁と安全を願う港の祭り
  錦の赤船祭りは、江戸時代後期から続く大漁と海上安全を願って行われる漁師の祭で、毎年旧暦1月17日。

  大漁旗や幟、吹流しなどで飾り付けた船上で、祭り保存会の人たちが太鼓に合わせて祝い唄を唄い、上げ潮に乗って錦港を3回まわり、岬にある海の神「竜神様」に海の安全を祈願し沖に出る。

  沖でも祝い唄を奉納、唄い終わったら船は又、港へと戻って来る。

  「あらめでたいわエ〜〜 なによりエ〜〜まずお正月のお祝いに〜」

船上につくられた屋形、
風にはためく幟
紋付羽織袴の保存会の人たち
力強い和太鼓の音に合わせて
朗々と唄われる祭りの祝い唄

出航は、潮があげ潮になった時
帰航は、祝い唄を唄い終えた時


船上の祝い唄
朗々と海面に響く祝い唄
  何者にも縛られない、ゆったりとした時間が、おだやかな2月の海面を過ぎてゆく。

  約1時間余りの海上での儀式のあと下船、今度は今年又は昨年新築した家々を順に周り、「祝い唄」で寿ぎ、最後は宿番の家で唄い納めをして、錦の赤船祭りは終りとなる。

  『この祭りも昔のような賑やかさはなくなり、新築の家も少なくなって、年々淋しくなってきている。今、小学3年生の児童を一緒に赤船に乗せるようにしているが、子供たちがこの祭りを体験し、継承していってくれたらと思っている』と、保存会の人は話していた。

          船の中央の屋形、太鼓打ちの場所 2014−2−16 
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                   小学生10名が乗船2014-2-16
         (ポインタを当てて見える画像)沖へ出てすぐ左手に目戸の鼻 2014−2−16                                   
小学生を招いて
  まず、この祭りを知って貰うことこの街に愛着を持って貰うことできれば、大人なってからこの祭りに参加してくれることそんなことを願って、小学生を毎年船に招いています。先生が同伴です。

  船は湾内を3週した後沖に出てから、保存会のお一人が船首にたち、子どもたちに周りの浜や島の説明をはじめます。

 「あの生簀は何の生簀や?」「鯛!」「そうや!」
 「沖に見える島は、左から高ノ島、灯台のある米島、二子島,キオ井島だよ」

  子ども達が大きくなってから、このことを思い出して、赤船の祝い唄を歌いたいと思ってくれると素晴らしいですね。
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インフォメーション  

大紀町錦。

 

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