浜島の塩屋地区には山岳宗教とも言うべきものが2つあります。その1つが塩屋浅間で大日如来が祀られています。.場所は住宅分譲地として開発された塩屋ハイツの一番上で、すぐ傍まで車で行くこともできます。
大日如来
手を禅定印に結び蓮の花に座した形です
大日如来の祠
202.塩屋浅間と塩屋千曳山 (志摩市浜島町) |
もう1つは西隣の千曳山にある役行者(えんのぎょうじゃ)の祠です。こちらは260号脇のコンクリート道(開発業者が作ったと思われる)を登ると、簡単に千曳山の頂上に達しますが、そこから西側に10mほどの所に祠があります。
《塩屋浅間》 標高120m。石積祠の大日如来像。展望、英虞湾西部。(浜島町、70、男) 《浜島千曳山》 千曳祠、役行者祠。1月参拝。昔話ー牛千頭。(浜島町、70、男) |
塩屋浅間ー大日如来ー
役行者像
千曳山頂上からの眺め
この千曳山頂上からの眺めはこのあたりでは一番でしょう.。近年火災があったとかで、低い潅木ばかりで見晴らしがとてもいいのです.。南側の塩屋浦と北側の桧山路の里など、ほぼ360度の見渡せます。
塩屋千曳山ー役行者ー
千曳山の由来
昔、山の前の浜に高貴な姫君の水死体が流れ着いた.。早速供養すべく引き上げようとしたが、なぜか重くて上がらない。
.力自慢が集まり試みたがだめ。.そこで千頭の牛を集め曳かせてやっと海から上げることが出来た。姫のなきがらは千曳山の大石に変わり、今も里人を守っている。以来この山は千曳山の名がついたとのこと.。(桧山路の中村さんから聞いたお話です)
役行者の祠
千曳神社
(ちびきさん)
頂上の神社です
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志摩市浜島町塩屋。マップは千曳山 |
とても穏かなお顔立ちです…