慶光院曳き

 平成18年5月28日に「慶光院曳き」が行われました。
「慶光院曳き」は、内宮正殿の扉木の御用材を宮川から内宮まで陸曳きします。
宮川から外宮までは、陸曳きのコースを、外宮から内宮までは、御幸道路を、実に9キロほどの
距離があります。早朝より曳き初め日が暮れてもなお続きます。

* 戦国時代の荒廃で長く中断していた「遷宮」を慶光院(尼僧)が全国勧進で再興した。
  この功績により「磯町」が秀吉から慶光院家に領地として寄進された。
  内宮御扉木を曳曳くのは、「磯町」に与えられた名誉であり特権なのです。

なお「慶光院曳き」は1回きりで他の町のように2年次のお木曳きはありません。

奉曳者は、老若男女あわせ
大変な人数です。

皇學館大学前から徽古館前
の緩い登り坂も、練りなど行
ないながら元気に曳いて行き
ました。

宮川での、水切り・どんでんは前日にすませ
早朝5時より準備6時に出発しました。
 内宮到着は、午後5時30分でした。
この後、さらにおはらい町を通って「神宮
工作所」まで運びました。