7.玉城町の次郎柿
( 玉城町蚊野 )
玉城町は農産物の豊かな土地柄ですが、なかでも柿畑が良く目に付きます。特に蚊野地区は盛んで10月には遠く山すそまで鈴なりの柿畑がつづいています。
2008-10-16
玉城町の柿
伊勢から多気に抜ける県道13号沿い、蚊野地区に広々した柿畑が続きます。
秋には見事な柿が
木もたわわに実ります。
玉城町の柿生産は伊勢農協玉城支所に限れば年間約230トン(2008)で、三重県内生産量の約2割です。
ちなみにお隣の多気町が県生産量の約5割を占め第1位です。
品種はほとんどが、「次郎」或は「前川次郎」で「富夕」はわずか。
広々した柿畑
柿の生産量は日本では和歌山県、福岡県、奈良県の順番で多く、ほとんどの県で生産されています。
それでも世界的に見ればダントツは中国で世界の生産量の7割を占め、次は韓国、日本の順だそうです。
柿生産農家の中村さんにお話を聞きました。
「柿は12月ごろ元肥(有機系肥料)をやり、12〜1月ごろ収穫が全部終わってから剪定、6〜7月に摘花する。
更に消毒を年に7〜8回。今年は(2008)はカメムシが多くて大変だった。」
「早生(わせ)次郎(品種)が大半で、タネから育てることは無く市販の苗を買い渋柿の木に接木することが多い
」
手のかかる、大変な仕事ですね。
遥か山裾まで伸びる柿畑
2008-10-16
拡大
アスピア玉城味工房
2008-10-16
玉城町での販売は少ない?
農協の出荷先はほとんどが名古屋で、地元では出ていないとのこと。
しかし秋になると、アスピア玉城のふるさと味工房(生鮮食品売り場)では個人農家からの柿が、名前入りで
沢山売られています。
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