秋祭り 公民館の舞台での「膏薬練」 2018-9-16
(ポインタを当てて見る写真は)「棒縛り」−縛られたままで酒を与え合う太郎,次郎冠者
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秋祭りでの馬瀬狂言
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2016年以来、定期公演は馬瀬町の秋祭りのプログラムの一つとして、馬瀬町公民館の舞台で行なわれています。
2018年の公演では1作目が「膏薬練(こうやくねり)」(左の写真)。
鎌倉の膏薬練(薬業)と上方の膏薬練が道で出会い、互いの系図を争い、鼻に膏を塗り、吸出し膏の効力を競い合うという珍妙な話。
都の公家政権と鎌倉の新興武家政権の対立を風刺しているとか。
2作目は「棒縛り」。酒好きの二人に盗み飲みさせぬために、使用人である太郎冠者の両手を棒に縛りつけ、次郎冠者の両手を後ろで縛り、外出する主人。
両人縛られたまま互いに協力して盗み飲みを始めるという話。
狂言は台本が大変良くできていて、子どもが演じても大人が演じても、その面白さが伝わってきます。 |
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