西明寺語本尊阿弥陀如来坐像 2002-2-18 拡大 |
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畔蛸西明寺
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西明寺は鳥羽市の南端畔蛸町の臨済宗南禅寺派のお寺で、時頼の故事で有名です。境内の大黒松も一役かっていましたが、2004年に枯れています。
西明寺は、住職のお話では、開基は出家後全国行脚で当地を訪れた北条時頼で、開山は帰宋途中船の損傷で当地に立ち寄り草庵を結んだ、時頼の師でもある宋僧、兀菴普寧(ごったんふねい)禅師であるとのこと。およそ1270年代頃でしょうか。
ご本尊の阿弥陀如来は平安後期の作、京都平等院鳳凰堂の本尊阿弥陀如来を原型として造られ、兀菴普寧師が帰宋の際、最明寺(古称)のご本尊として祀ったといわれています。
平成8年に市の有形文化財として指定されました。
かなり傷んでいたものを平成9、10年に修復を行い現在の姿に。修復前は肌の部分が金色に塗られていたとのこと。
寺は平成9年に本堂が改修され、境内ともに新しく、美しく整えられています。
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