36.浦神社(浦の権現さん)   ( 鳥羽市浦村町  )

伊勢志摩きらり千選
 
                 2004−11−13

大岩壁の真下に本殿が

 国道260号を伊勢方面から来て麻生の浦大橋のすぐ手前、山側に浦神社があります。

 本殿はおよそ60mの切り立った岩壁の、下から15mほどの所に岩壁を背にして建てられていて、周囲もすべて荒々しい岩山です。


天王祭は
船参宮で

  天王祭は7月14日。地域の人々の浦神社への参拝には、船による船参宮も行われています。

NEXTページに
2004年の船参宮の様子を
載せています
   2004−7−14
        2004−1−7

朱塗りの権現造り

  あらかしの大木の脇を抜け、3つの鳥居をくぐると急な階段が拝殿まで続いています。

  拝殿の柵越えに覗くと本殿は、この地方では大変珍しく、朱塗りの造りです。

インフォメーション  

鳥羽市浦村町。バス停今浦下車。

推薦のことば
明治40年境内社を合祀して浦神社と命名。高さ百尺以上の切り立てたような一枚岩、岩の下まで急な石段を登り詰めて参拝する。巨岩崇拝時代から王朝時代を経て今日に至る歴史を秘めた宮。(鳥羽市、67、男)
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