168.波切墓地にある初音姫の墓
( 志摩市大王町波切 )
幼い時母といっしょに墓参りに行った時初音姫の墓にもお参りする様に言われました。初音姫は美しく何人もの人から求婚された末自ら墓地に穴をほりその中に入って生活をし、なくなったそうです。美しすぎるがゆえに幸せになれなかった昔のお話しですが、それゆえに以来波切の町には美人が少ないと言う話しが妙に心に残っています。(大王町、36、女)
初音姫の墓
2017-3-5
絶世の美女、でもいつ頃の人?
初音姫の墓は現在の波切共同墓地のの中にあります。以前は波切中学校の傍らにあったそうですが、1937年(S12) の波切墓地移転の際移されました。
大王町観光協会のパンフレットには
「初音姫は実在の人で、絶世の美人だったとか、その塚からはメノウや勾玉等沢山の埋蔵品が出たそうです。言い伝えでは姫の死はいかにも凄惨で、死ぬ前に『こんごこの里には美女が生まれないように』と言い残して井戸に身を投じたそうです。」
初音姫についての史実はどうもよくわかりません。資料がありましたらどうぞ教えてください。
墓地を入ってすぐ左
初音姫の墓は波切墓地の入り口を入ってすぐ左側にあります。墓そのものはそれほど古いものには思われません。造花が手向けてありました。
2004-5-25撮影
民話の中の初音姫の話
「伊勢市民話の旅
」
の中にある「初音姫の話」を紹介します。
あらすじは、戦国時代波切の城主であった九鬼澄隆とその娘である初音姫の話で
、
好きな相手があるゆえに、親の決めた相手と結婚しない娘とそれを認めない父親の間に起きた悲劇的な結末です
。
→「初音姫の話」
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志摩市大王町
波切海岸の波しぶき
リュウゼツランの花
大王埼灯台(大王町のシンボル)
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