58.塩浜山村広場からの熊野灘の景色   ( 大紀町錦 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
塩浜山村広場から見る熊野灘の景色は、沖の島々、養殖イカダ、沖を行く漁船とまさに絶景で、是非見てほしいと、町を訪れた方を連れて行く場所です。(紀勢町、44、男)
                        熊野灘 2009−3−21撮影             拡大画像
    眼下に広がる熊野灘

  車で2分、急勾配の林道を登りきると、そこに塩浜山村1号広場がある。

  ここは、前方に熊野灘、後方に錦港と、二つの異なる景色を見下ろすことのできる高台である。
  特に前方の、刻一刻と海の色を変えて目の下に広がる熊野灘の風景は素晴らしく、イカダの向こうに遥か尾鷲の島影までも見晴らすことができ、見ていて飽きることがない。

  すぐ前の島は平瀬島、左に小さく見えるのが目戸の鼻。

  海にいくつも浮かぶ丸い網は、鯛の養殖用の籠で,径12m深さ8mもあり、錦では「こわり」と呼んでいる。
      1号広場の藤棚とあずまや
  1号広場では藤棚とあずまやが訪れた人々を迎えてくれえる。
  夏の夕方、海から吹き上げる涼しい浜風に吹かれて、ここで、暮れゆく熊野灘を眺めるのもいいものではないか。

  なお、車はここ1号広場までだが、山腹にある2号広場・3号広場へは山道を徒歩で登ることになり、登山も同時に楽しむことができる。

  この塩浜山村広場は、津波などの緊急時の地元の人々の避難の場所ともなっている。


  漁港の西隣にある神武台から見ると、塩浜山村広場の道筋がよくわかる。
             塩浜山村一号広場 2009-3−21撮影
          錦の漁港と街並み2009-3-21撮影       拡大画像
足下に錦の街
  足下に見える錦の漁港と街並みが美しい。

  しかし、この山々に囲まれた地形が1944年の津波の大災害につながったのだという。

  町の奥、中央にある錦タワーは、災害への供えを忘れぬためのシンボルになっている。
(拡大画像でわずかに確認できます) 

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インフォメーション  

 大紀町は比較的急な坂道が少なく、広大な自然を満喫できるサイクリングに適しています。サイクリングターミナル(JR紀勢線滝原駅から約徒歩10分)で自転車を気軽にレンタルすることができます。

 

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