121.離宮公園南、(湧水の池)神泉   ( 伊勢市小俣町本町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
イモリのいるこの池は、町民でも今はあまり知っている場所ではありませんが冬は枯れ、春になると湧きいでるそれは、澄んだ水の小さな池です。(小俣町、42、女)
                    冬期、干上がった神泉 2015-2-2
       (ポインタ当て見える画面)湧き水で潤う夏場の神泉2014−9−14
離宮公園南の神泉
 
  小俣町離宮公園の裏手、舗装道路の際にある湧き水池が神泉です。

  今ではコンクリートで囲われていますから、自然の泉のイメージはありませんが、夏場には湧き水で一杯になります。
  この通りは、南側に汁谷川が流れ、公園の大木が夏の強い日差しを遮り、また自動車は入れないため、お年寄りの恰好な憩いの場になっています。

上流掛橋近くの湧き水
   離宮公園の南側を流れる汁谷川の上流、公園から600mほどのところに掛橋がありますが、この脇にも湧き水の池があります。ここは洗い物に使える施設になっています。

   湧き水の出具合は、どうも、汁谷川の水の増減と関係あるらしく、夏場は豊富で、冬場はからからになっています。
 

           冬で水のない湧き水池 2015−2−2
(ポインタを当て見る)水が溢れる9月の様子2014−9−14
          川沿いで見かけた アオサギとつぐみ2015−2−2拡大
         (ポインタを当て見る画面)冬の汁谷川2015−2−2
汁谷川と鳥たち
  汁谷川は玉城町の下外城田を水源とし、城田・小俣を流れ、宮川に注ぐ河川で、この辺り一体の耕地の唯一の幹線排水路です。
  小俣町史によると、汁谷川はたびたび氾濫を起こし、作物の被害に苦しんできたため、1953年(昭23)から15年かけて県営事業として排水改良工事が行なわれ、現在の姿に。

  冬場には、川面に鴨などの渡り鳥の姿も見かけます。2月の始め、岸辺に地鳥のアオサギと渡り鳥のつぐみの姿を見かけました。(←写真)
  つぐみは遠くロシアなど北国で繁殖し、冬には越冬のため日本などを訪れ春に北へ戻るのだそうです。
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インフォメーション  

伊勢市小俣町離宮公園裏手。

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