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2002-12-24 |
一時的な公事屋敷
山田奉行所は徳川時代初期,度会郡有滝(現伊勢市有滝町)に御屋敷が置かれました。
有滝は山田(伊勢)の中心部とはかなり離れているため,山田町内の役宅でも公事を行っていました。
更に第6代岡田伊勢守善同は寛永6〜寛永8(1630〜1631)に,ここ吹上に公事屋敷を置いています。それがこの「山田奉行所跡」です。
その後、寛永12年(1635)度会郡小林(現御薗町小林)に奉行御屋敷と御役所を移転し,ここは一時的なものだったようです。
スーパーの駐車場の一角に記念碑だけがひっそりと建っています。
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山田奉行所跡であると共に、その一部は国文学者として著名な山田孝雄博士(文化勲章受賞、旧皇大学長)の寓居跡でもあり、文豪、谷崎潤一郎との対面の場でもある。(南勢町、69、男)
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