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800年の伝統を持つ国指定重要無形民俗文化財である祭りです。早朝から行事は始まるが、夜が更けクライマックスとなる「内祭」は最高。(御薗村、48、男) |
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勇壮!打ち祭り 2008-2-11 |
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勇壮!打ち祭り
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勇壮!打ち祭り。お頭神事夜の部、最高の見せ場である。
太鼓を先頭に松明,御頭の順に2組の勇壮な行進が始まる。地元共盛団の青年たちが交代で、叫び声をあげながら,御頭を激しく頭上で旋回させる(口取り舞)。
獅子頭は長暦2年(1038)に作られたもの。大社の頭は雄26才、神村(かぶら)社は雌23才という。
神事は2月11日,高向大社と神村社(かぶらやしろ/今は高向大社に合祀)2社の神事として行われる。国指定重要無形民俗文化財(1977)である。
朝6時半に始まり,深夜0時に及ぶ。2008年の計画表を参考にされたい。
養和年間(1181〜1182)村で悪疫が流行ったとき,1人の神童が御頭を引き出し舞い踊って村内を巡り,悪霊を追放したのが起源と伝えられている。(教育委員会案内板)
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ふくめもの召しましょうよ! |
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午後、御頭は地区の家を一軒づつ回り、,布久目物(金一封)を受けながら、人々の災厄を一身に引き受けて回る役目。
振れ太鼓を先頭に御頭を担いだ若者の一行が 「ふくめもの 召しましょうよ」 と呼ばわりながら、小走りに路地を抜けていく。
途中,祷屋(とうや)とよばれる家では玄関脇に置かれた「おわけさん」の前でお頭舞が奉納される。「おわけさん」とは祷屋宅に1年間に亘っておかれる神様の出張所(?)である
。(ページ「おわけさん」)を参照されたい。)
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「ふくめものめしましょうよ」 2008-2-11 |
2008-2-11 |
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午前は大社で静かな舞
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午前中 大社では,笛と鼓に乗って静かに奉納の舞がおこなわれる。ここで使われる鼓は小型で独特なもの。
本殿前の玉石の上にねそべる御頭さんの姿(R.O画面)に、「この季節、さぞ痛くて冷たいだろうなあ」とは見物の声。
夜の12時近く、祭りの最後に、切り祓い祭場で「切り祓い」という御頭さんを切る所作がある。
すなわち、昼間の「ふくめもの」を受け取る際に、人々の災厄を一身に背負ったお頭さんは、最後に刀で切られて、お祓いを受けるという筋書きになっている。
この地方では「お頭さんにさまざまな災厄を背負ってもらい、身代わりに死んでもらう」というストーリーが村松や東大淀などにもみられる。
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末永く続いて欲しいお祭りです 私の旦那、そして旦那のお父さんは「祷屋」経験者です。 お祭りの「主役」の「祷屋」は本当に大変です。
伊勢には住んでいないので祭りの1年前から毎週末のように伊勢に帰省し、集会に参加したり、高向大社にお使えしていた旦那に頭が下がる気持ちです。 旦那は「舞手」もやっていましたが、さすがに地元に伝わるこのお祭りが好きなようで、今でも毎年2月には伊勢に帰省し、お祭りを見学します。
全国的に知れ渡ったお祭りではありませんが、歴史のあるこのお祭りはこれからも末永く続いて欲しいと思います。 |
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