伊勢志摩の人柄・方言    (広域)

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
A.「〜なー」というこちらの方言は他の土地からやって来た私にとってとてもやさしくやわらかく響き
  ます。(小俣町、36、女)
B.「ーやな。」「そうせな。」何とも言いがたい言葉のあったかみ。この伊勢志摩のあったかい人情、
  人柄、中には『はっきりしない。』とかの中傷もあるみたいですが、やはり私には「きらり」と光る
  ものがあると思います。すばらしいやないですか?(玉城町、43、女)

C. “ほっこりせんなァ” “ええあんばいやなァ”など、使われる機会が少なくなっている、やさしいにびき
  の伊勢弁は宝。(伊勢市、46、女)
   
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伊勢の「な」ことば
 「あんな」(あのね)、「そうやなー」(そうねぇ)、「ええなぁ」(いいねぇ)などと語尾に「な」を付けるところから、伊勢の「な」言葉といわれる、やわらかい、暖かい感じだといわれます。

 「おいない」(いらっしゃい)、「おおきんな」(ありがとう)は、京都の「おおきに」、「おいでやす」と似ていますが、京ことばの優雅さとは違って郷土色の強いものになっています。

 アクセントは関西系、 また、一音の名詞は語尾をのばして2音に発音するのが特徴です、「目(めえ)」、「尾(おお)」「手(てえ)」、「木(きい)」、「蚊(かあ)」、「田(たあ)」「酢(すう)」etc..etc.....
方言の例
・あめる    腐る
・かいだり   疲れている
・ごういらす  腹が立つ
・だだくさ   いいかげん
・ちょける   ふざける
・つらい    気の毒
・ひやかい   冷たい
・ぬくたい   暖かい
・やめる    痛む
・つんどる   混んでいる
・おたい    私(女性)
・えらい    疲れている
・あらへん   ない
・どべ     びり


伊勢志摩の人柄
  候温暖のゆえか、気性は「優しい」、「おっとり」しているなどといわれる、「激しさ」とは縁遠いようだ。
 「伊勢っ子正直」「伊勢商人」なども人情や気質を表した言葉のようだ。

 古くより 「伊勢詣で」特に江戸時代の「おかげ参り」の大流行などで、全国各地より大勢の人がこの地を訪れた。
この参拝客を相手にしたサービス業が他の地区に先駆けて発達していった。

 人情や気質がこういった環境から育まれていった側面もあるのだろう。

  また、次のように言葉の違い(方言)ではなく、言葉の用法が標準語とは違った意味で使われる。

     ・手袋を「嵌(は)める」を手袋を「履(は)く」。
     ・「急いでいる」を「あわてている」。
     ・「壊す、壊れる」を「やぶる、やぶれた」。


更に詳しい情報
・度会町史に伊勢地方の方言が収録されており貴重な資料です。 こちらよりご覧ください。
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