舞曲 左方抜頭(さほうばとう) | ||
左方抜頭 左方一人舞 天平年間にインドの婆羅門(ばらもん)僧正「菩提僊那(ぼだいせんな)・林邑の僧「仏哲」により我国に伝えられたといわれています。 その昔,西域(中央アジア)で親を襲った猛獣を、子が山野に捜し求めて、ついにその仇を討ち、喜ぶさまを表した舞であるとされています。 抜頭には左方と右方があり、一般に良く舞われるのは右方が多く、左方の曲は只(ただ)拍子という六拍子のリズムで演奏され、これに合わせて舞人は活発に舞います。 この舞は頗る難しく、、至芸の者でなければ、舞い得ないといわれています。 舞い人は眉を吊り上げた赤い面と、毛縁(けべり)の裲襠(りょうとう)装束を着け、右手に桴を持って舞います。 (神宮舞楽解説より) |
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