歌舞        萬代舞(よろずよまい)
   萬代舞 歌舞四人舞

  萬代舞は、昭和28年に執り行われt第59回神宮式年遷宮を奉祝して作られた神宮独自の歌舞です。

  歌詞は遷宮諸祭の一つである「杵築祭(こつきさい)」において歌われる古歌であり、

これに宮内庁式部職業部の元楽長である薗広茂氏が作舞・作曲したものです。


 天照す
 大宮処
 (おおみやどころ)
 かくしつつ
 仕へまつらん
 萬代(よろずよ)までに
 萬代までに


  奏楽には
 笏拍子(しゃくひょうし)
 和琴(わごん)
 神楽笛(かぐらぶえ)
 篳篥(ひちりき)

が用いられ、厳かで重々しい旋律になります

 舞い人の装束は
唐衣・上着・打衣・五衣・単・濃紫袴・裳から成り立っており、一般には「十二単」と呼ばれるものです。

  長い裳を曳き、山桜の花をかぎした天冠を着け、手には檜扇を持って舞います。


  (神宮舞楽解説より)