ニュー美しまにある砲台説明板 |
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三重県史跡 坂手村砲台跡 |
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伊勢湾港に位置する鳥羽港は、古来よりわが国屈指の良港であった。 幕末になり、わが国への外国艦船の渡来が盛んになるに連れ、港の警 備を厳重にする必要が叫ばれるようになった。鳥羽藩主稲垣長明は 鳥羽・志摩の岬に砲台を築いて、海岸の防備を強化するように命じた。 鳥羽港付近には、十箇所あまりが築かれた。坂手島には西端の田の崎 と東端の丸山の二箇所に砲台を築き、ここ田の崎砲台跡は岬上の突出 地を利用し周囲を地表より掘り下げて築いている。なお丸山砲台跡は、 早くに浸食され崩壊している。 昭和16「1941」年10月21日指定 三重県教育委員会 鳥羽市教育委員会 |