山田寺の御獅子
山田寺山門
 他の御頭はたいてい神社が舞台ですが,
ここでは鐘を合図に,般若心経の読経から始まります
さあ,やるでー
 子供たち張り切って準備しています。
鬼が出てきたら,松ぼっくりを投げつけるのです。
「鬼が怒って,頭たたきに来るねん」
「たたかれたら頭ようなるねんで」
かわいい楽師たち
メス 16kg           オス 18kg
まず黒鬼が登場
 なぜか,抱きかかえられて
出てきます。

 そして踊り歩きます。
鬼は疫病を象徴して
いるそうです。

 見物から,バラバラと
松ぼっくりが投げられます。
続いて赤鬼
 そして,2人?で
ムシロいっぱい踊り狂います。
疫病の蔓延を表している
のでしょうか。


 見物が盛んに
松ぼっくりを投げつけます。
御獅子が登場
 獅子に追われるはずの
鬼も介添えしています。
2頭の御獅子の舞い
16kg と 18kg の御頭つけて,この姿勢の舞いは,舞い手にはきついそうです。
 松ぼっくりを投げつけられて
怒った鬼が,投げた人を追いかけて扇子で頭をなぐります↓
 御獅子もぐったり,口から風を送ってもらいます。
御獅子が倒れていると,鬼がやってきて
髪(紙でできてます)をむしるのです。そして→
 なんと,髪を見物人に配るのです。
それも袖の下をくれた人に。
         これは魔除けのお守りになります。
何ヶ所か
松ぼっくりが
見物人も巻き込んで,どことなくユーモラスな祭事です