大王町の瀬祈祷
幣立て

朝9時半、波切港から大敷網船で出発.

 幣立て準備のため先行者が別の小船で島に上陸しています。

 本船の柱に幣を縛り、大王島を反時計回りに3回まわります。その間僧侶の読経が響き、海に対してお米とお酒を供えます。

  幣の形は神棚に供えるものとまったく同じですが、かなり大きく、風に耐えられるように和紙で作られています。

  幣を小船に乗せ、島に運び、島の中央に幣を立て、八大竜王にお酒とお米を供えて、今年一年の航海の安全と豊漁を祈ります。

  画面右端の岩礁が大王崎灯台からみた大王島です。左は大王崎の先端で崎山公園があるところで、大王島はそこからおよそ700mぐらいの距離にあります

幣立て完了。小船で本船に戻ります。

  波切ではこのような行事では仙遊寺、桂昌寺、大慈寺の三寺が一緒にお勤めをされることになっているようです。たまたま今回は他用のため一住職が居られませんでしたが

  
島をぐるっと3回

お酒とお米を供えて

大敷網船
   で出発 

御幣

大王崎から700m沖