46.切原峠(栄助茶屋跡)と肴運道 ( 南伊勢町切原 ) |
切原の登山口から内宮まで約16キロ。交通網が発達した現代では、古き時代を懐かしみながらの、頃合のハイキングコースとして、多くの人々に利用されています。
A.南勢町から伊勢神宮への参宮街道又魚道とも言われた。この街道の途中には竜ケ峠があり、竜が舞 昇って いった峠として知られ、宮本武蔵も内宮から竜ヶ峠を登り鷲嶺山(袴腰山)で修行したと 伝えられる。(伊勢市、71、男) |
南勢町切原から伊勢市の内宮へと辿るこの道は、古くから神宮への参詣道として、また五ヶ所浦の新鮮な魚を運ぶ肴運道として栄えた道です。このあたりを竜ヶ峠の説明板が伝えています。
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行程は南勢町切り原から内宮宇治橋へと北上する前提で説明しています。
●仙人下橋→宇治橋
ほとんど起伏の無い舗装された県道。脇を流れる五十鈴川が美しい。途中、「飛び石」(ページへ)でくつろぐのも良い。特に紅葉の季節は素晴らしい。
●竜ヶ峠→仙人下橋
前半は神宮の原生林の山腹を辿る九十九折れの細道。厚い落ち葉が心地よい。 後半は五十鈴川支流の渓谷を行く瓦礫道。
●平家の里→竜ヶ峠
針葉樹の多い山道。道脇にいくつかの、この土地の由緒説明板。昔の生活を教えてくれる。 峠の見晴らしは、周りの木々に阻まれいまいち。
●久昌寺→平家の里
簡易舗装された林道。久昌寺(ぺージへ)は平家の落人平知盛の伝説で有名な寺。
●床(ゆす)ノ木→久昌寺
平坦な舗装された県道。立ち並ぶ民家。脇を流れるのは横輪川。
●切原峠→床ノ木
つづら折れの山道を下る。
●登山口→切原峠
緩やかな勾配で歩きやすい山道が最後近くまで続く。峠は場所が広く,栄助茶屋の跡など。
海への見晴らしは良い。しかしこの日(2013-1-20)は靄がたちこめ、すっきりせず。
2013年1月に南勢テクテク会、宮川ルネッサンス協議会の企画に参加、このページを作っています。そのため行程のスタートが切原グランドになっています。
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