采(ざい)いろいろ

お木曳きの奉曳中に木遣り子が手に持ち、振る采(ざい)は木遣り唄を唄う時
奉曳中の警備・進行の時に使います。

70以上ある各奉曳団は、団に伝わる采(ざい)の形を継承しながらも、工夫し、より美しいものを作っています。
材料は、和紙・布・木(檜・柳・ミズキ等)を使用し剣先状に折り束ねたり、牡丹の花のように束ねていき
形状から流れ剣先、牡丹采ともいわれますが 、伊勢っ子は、それらを総称して采(ざい)と呼びます。

           重いものは2〜3kgあり、奉曳中にこれを振りかざす木遣り子には
         相当の体力が要求されますが、お木曳きの花形で注目の的です。

川曳き使用
濡れても破れず重くならない
木を薄く削ったものを使用

厚手和紙で色が渋い

しなやかな和紙を剣先状に折って

カールが注目

牡丹が花開いて華やか

牡丹にも菊の大輪にも見える