お木曳き車の、車輪と車軸がこすれて出る音が、「椀鳴り」と呼ばれます。 低く強く一定の音で響くのが良いと云われます。 車輪と車軸の潤滑剤を兼ねて音をより良く響かせるために「チョーク」を差し込みます。
このように回転を受ける部分は円錐のお椀状になっています。 熟練した宮大工により、車軸との当たり部を削ってより良い音が出るように調整します。
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