営業当時の朝熊登山鉄道(伊勢市図書館資料より)
(ポインターを当て別画面へ)現在の様子2012-7-14 |
|
昔懐かしい朝熊ケーブルカー |
|
|
|
左の写真は、大正14年(1924)から昭和19年(1944)まで20年間、多くの観光客を乗せ、活躍した朝熊のケーブルカーである。年配の方には懐かしく感じられる方も多いと思う。
麓の朝熊町平岩から、線路長で1060m,高低差415m、最大斜度33度、で山上駅の朝熊岳に着く。そこから金剛証寺まではおよそ2km、バスの便があった。
平岩までは、楠部駅からの電車があり、楠部で伊勢の市電に乗り換えた。
ポインターを当てると別画面に変わるが、この写真の下のほうにある茶色の段々が平岩駅のプラットホームの名残である。ケーブルカーの車道は樹木に覆われて見えないが、コンクリートは未だ残っている。しかし駅近くは、土が覆い歩行は困難。
登山用の朝熊岳道は、中ほどでこのケーブルカーとクロスしている。岳道の橋の上からケーブルカー路線跡が真下に見える。
なお、本ページの大半の内容は、冊子森田雅和著「追跡・朝熊登山鉄道」と「続追跡・朝熊登山鉄道」(昭和59年発行)から引用させていただいた。また画像の一部は伊勢市立図書館の資料によっている。
ビデオサークル安田昇氏の作品「お伊勢さんのチンチン電車」です。ケーブルカーは一部ですが、チンチン電車との関係で描かれています。上映時間は15分。 |
|
|
|
|