183.船越の大念仏   ( 志摩市大王町船越 )

伊勢志摩きらり千選+
推薦のことば
               2006-8-13撮影
櫓を中心に踊の輪
真夏の日差しがまだ強い午後3時、マイクで新亡の名が呼び上げられ(名のり)、太鼓のリズムで独特の歌(?)が始まります。

 櫓を取り巻く踊(中踊)が始まり、公民館前の広場いっぱいに広がった新亡縁者の行列が、傘鉾(かさぼく)をもって、輪を描いて静かに動き出します。

 新亡一人ずつ読み上げては歌があり、踊があり、行列の輪が進む。これを繰り返し、休みを挟んで約一時間の行事でした。

新亡の傘鉾行列
 傘鉾は番傘の周囲に布をたらしたもので、その年の新亡の数だけあり、持つのは縁者で男性。

 これに連なる家族や親類の人々が金蓮(花)、常香(香)、お茶の三点(拡大表示)を持ち、続きます。

ちなみに、唱え歌を紹介すると
「七日盆に踊らぬものは,ミシャゲ花で水を向きょう、夏帷子(かたびら)を浅黄に染めて今働きがぬるいやら,扇で踊りや、要が走る、ただ良いものは柿団扇、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、なむあみだー、アモレヤ、アモレヤ」

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                      2006-8-13撮影
                     2006-8-13撮影
遺品を提げる傘鉾
傘鉾の内側には故人の遺品や提灯や帯などが提げられています。

主催は船越新亡施主会ですが、進行役と踊は「船越盆踊り保存会」の面々です。その会長さんのお話
「傘それぞれに新亡が祀られているんだけど、傘鉾の垂れ幕の一部があいているでしょう。これは新亡が親しかった人々と共に踊り、交わるための出入口なんです」


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インフォメーション  

志摩市大王町船越。公民館前広場。

 

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