2006-8-13撮影 |
|
櫓を中心に踊の輪
|
|
|
|
真夏の日差しがまだ強い午後3時、マイクで新亡の名が呼び上げられ(名のり)、太鼓のリズムで独特の歌(?)が始まります。
櫓を取り巻く踊(中踊)が始まり、公民館前の広場いっぱいに広がった新亡縁者の行列が、傘鉾(かさぼく)をもって、輪を描いて静かに動き出します。
新亡一人ずつ読み上げては歌があり、踊があり、行列の輪が進む。これを繰り返し、休みを挟んで約一時間の行事でした。
|
|
|
|
|
|
新亡の傘鉾行列
|
|
|
|
傘鉾は番傘の周囲に布をたらしたもので、その年の新亡の数だけあり、持つのは縁者で男性。
これに連なる家族や親類の人々が金蓮(花)、常香(香)、お茶の三点(拡大表示)を持ち、続きます。
ちなみに、唱え歌を紹介すると 「七日盆に踊らぬものは,ミシャゲ花で水を向きょう、夏帷子(かたびら)を浅黄に染めて今働きがぬるいやら,扇で踊りや、要が走る、ただ良いものは柿団扇、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、なむあみだー、アモレヤ、アモレヤ」
|
|
|
|
|
2006-8-13撮影 |
2006-8-13撮影 |
|
遺品を提げる傘鉾
|
|
|
|
傘鉾の内側には故人の遺品や提灯や帯などが提げられています。
主催は船越新亡施主会ですが、進行役と踊は「船越盆踊り保存会」の面々です。その会長さんのお話 「傘それぞれに新亡が祀られているんだけど、傘鉾の垂れ幕の一部があいているでしょう。これは新亡が親しかった人々と共に踊り、交わるための出入口なんです」
|
|
|
|
|
|
あなたのオススメ意見をおまちしています。 意見を書き込む方は、「オススメする」からどうぞ。
|
| |
|
|
HOME
/ アクセスマップ
|