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伊勢菊、伊勢なでしこ、伊勢花菖蒲を伊勢の三名花と呼ぶのだそうですが,
いずれも独特の美しさがあり、ページにしてみました。
現在、いずれも三重県の天然記念物に指定(1952年)されています。 |
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2006-11-18撮影 |
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伊勢菊
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昭和30年頃より栽培されてきた古典菊の一種で、鑑賞菊の中でも中菊(中輪菊)とされる品種です。
細い花弁が立ち上がるのが特徴の嵯峨菊から変化し、花弁が下方に垂れた型の花で、松阪を中心に育成されたと言われています。
花弁の重なりが厚く、縮れながら垂れ下がって、ほうきを逆に立てたような形で咲きます。一般的に、花芯部は隠れていますが、花が終わりに近づくと黄色く見え始めます。
また、かつては座敷に正座をして鑑賞する習わしがあったためか、草丈が低いのも特徴です。
最近は伊勢内宮のおはらい町で秋に展示されています。
2005年の展示から
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伊勢花菖蒲 |
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花菖蒲は江戸系、肥後系とは別に、江戸中期、伊勢松阪の吉井定五郎によって栽培が始められ、以後この地を中心に発達していった品種群が伊勢花菖蒲です。
花弁が垂れた縮緬地(ちりめんのように凹凸のある肌触り)の三英咲き(大きな花弁が3つ)に特徴があります。
男性的な肥後系に対して、伊勢系は女性的で繊細な美しさにあふれています。
また、「くも手」といって、雌しべの先端にトサカ状の切れ込みが見られるのも伊勢花菖蒲の特色です。(以上ネットの記述を参考)
なお、外側の大きな花弁は本来は「萼(がく)」なんだそうです。
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2009-6-12撮影拡大 |
掲示板にいただいた写真2009-5-27撮影 |
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伊勢なでしこ
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日本の古典園芸植物のひとつです。
セキチクとカワラナデシコの血をひくナデシコから、江戸時代中期以降に伊勢地方で改良・交配が進められた花といわれています。
細かく分かれ長く垂れ下がる花弁が特徴です。
花弁が白色の株(掲示板にいただいた写真)もあります。
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