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日本の近代彫刻史の中で異才の存在、弟の詩人北園克衛とともに郷土が輩出した誇るべき芸術家。(伊勢市、67、男)
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花園に遊ぶ天女(東京藝術大学大学美術館 所蔵) |
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辞書(エンカルタ百科)によると橋本平八は
(1897〜1935) 彫刻家。三重県伊勢市に生まれる。
1919年(大正8)に上京し、日本美術院同人の彫刻家佐藤朝山の内弟子となり、22年第9回日本美術院展(院展)に初入選、以後院展に出品をつづける。
26年(昭和元)には郷里の伊勢市朝熊(あさま)にもどり、38歳で死去するまで同地で制作にはげんだ。
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さらに、平八は、朝山の技術的な厳格さを受け継ぎつつ、近代性を加味した個性的な木彫を制作した。
それらは、高村光太郎や荻原守衛によってもたらされた、造形性を強くうちだした洋風彫塑とはことなり、円空仏(→ 円空)に影響されたように、木という素材と土俗的な精神性を意識したものであった。
ヨーロッパの彫刻を受容した日本の近代彫刻の歴史の中では異端の位置にあるが、日本の近代彫刻の独自性をひきだした点では高く評価されている。
代表作に「花園に遊ぶ天女」(1930)、「幼児表情」(1931)、「或る日の少女」(1934)などがある。
と書かれています。
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猫 (三重県立美術館) |
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