28.注連指川男滝
( 度会町注連指 )
神宮鎮座巡行の地、注連指に在る。別に、平安の武将、藤原有助が朝夕祈りをささげた「女滝」があり、相対して山深く「男滝」がある。しかし、在の古老しかその所在を知らない!昭和の終わりに雄々しいその姿をカメラが捉えた。(度会町、54、男)
下から見上げた
男滝
2014−5−31
(ポインタを当ててみる画像)男滝の上段の部分
男滝(おたき)
注連指の集落を抜け、獅子ヶ岳山道(男滝コース)を車で終点まで行き、20分程度歩いたところにあります。
原始林に囲まれたまさに大自然の中の滝。大きな岩石のひしめく渓谷の岩の狭間を縫うように下る滝です。
夏場はヒルが多いので、訪れるなら、新緑の春、紅葉の秋をお勧めします。筆者は5月末日に出かけ、ヒルに2ヶ所やられてしまいました。
滝は注連指川の支流の倉板谷川の上流に位置します。
男滝の様子
案内看板
車の終点から山へ入り、道なりに15分ほどで右の写真の道標に出会います。男滝の看板に沿って5分ほどで滝に到着です。
車の終点の駐車場には
エゴノキ
がかわいらしい花を咲かせていました。
分岐点の看板
2014−5−31
男滝の近くの澤
2014−5-31
滝がちょっとわかりにくい
左はわかりにくい写真で恐縮ですが、滝近くの澤の写真です。男滝は写真正面おくの3つの大岩の向こう側にあります。向こう側を右上から左下へ流れています。
滝の適当な見学場所は設定されていないので、山側から近づくか、沢を上るかになります
。
注連指男滝
滝への道は無いに等しいので、注連指川をさかのぼって探すしかない。
真の“秘境の滝”であり、私が行ったときは野生の鹿がお出迎えをしてくれた。
周囲のほとんど手付かずに近い自然林も素晴らしい。
度会町注連指。
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