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駒ヶ野の舟付き場跡
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船をつなぐ網かけ(写真丸印:コンクリートに埋め込まれた鉄の丸棒)が今も残っている。
この船着場のすぐ上に住む岩井さんにお話を伺った。 「朝、荷を積んで大湊へ下って、たいていは1泊するんですが、その日の内に戻ってくる者もいました。
大湊からの戻りは、一人が舵を取り、一人が陸を歩いて紐で引っ張るんです。棕櫚紐です。途中川底が浅くて船が通りにくい時は、同業の仲間が協力して川底をさらって通しました」
「水位は昔からこんなもんですよ。戦後砂利業者がそこいら中で砂利を持っていきましたからその分水位が下がったということはあるでしょう」
「これ(駒ヶ野)から上流は、岩が多くて船は使えません。ここが一番上流の船着場です」
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2004−7−7撮影 |