10.度会の茶畑   ( 度会町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
A.小学生の頃,学校裏に茶畑があり,授業で茶摘をしました.現在も個人の茶畑を借りて茶摘の授業は続いて
  おります.度会町の地場産業を大切にしたい。(度会町、38、男)
B.車でドライブに行くときに,良く度会町の茶畑を見る.緑のじゅうたんが視力を回復してくれる.(伊勢市、18、男)
C.宮川の清流とグリーンの茶畑の美しい対照美と自然景観は是非残したい。(伊勢市、77、男)
D.度会町一帯に広がる茶畑は三重県内でも有数の生産地です。(御薗村、36、女)
                5月の牧戸地区の茶畑風景2015-5-3掲示板に寄せられて写真です
                     (ポインタを当ててみる画像は)お茶の新芽です
宮川の川霧が…
  度会町はお茶が特産品です。度会町の北部、宮川の周辺に茶畑が広がっています。

  宮川の清流と冬から春先にかけて発生する宮川の川霧がお茶の新芽をやさしく包み込み、おいしいお茶になるのだそうです。

  三重県のお茶はすべて(伊賀を除く)「伊勢茶」の統一ブランドで販売されていますが、生産量は全国で静岡、鹿児島についで3位。
  その中で度会茶は「伊勢茶」全体の6〜8%を生産しています。

 

摘むのは大半が機械で
  4月下旬から5月はじめに摘まれる新茶は手摘みですがそれ以降は機械摘みです。畝を一気に摘む乗用タイプと、二人で作業し畝を半分ずつ摘むタイプを見かけました。

  機械摘みのため、どこの茶畑も同じ姿で、美しい縞模様を描いています。昔に比べお茶の畝幅がずいぶんと大きくなったと感じます。

  天候に左右されますが、一般的には
   4月下旬〜5月上旬…一番茶手摘み(新茶)
   5月中旬〜5月下旬…一番茶機械摘み(一番茶煎茶)
   6月中旬〜6月下旬…二番茶(二番茶煎茶)
   7月中旬〜7月下旬…夏番茶(ほうじ茶)
   10月上旬〜10月中旬…秋番茶(番茶、ほうじ茶)
 だそうです。(わたらい茶の規格から)
                            2011-6-3拡大
 新緑の季節植えたての田と茶畑、牧戸地区 2015-5-3 いずれも掲示板に寄せられた写真です
(ポインタを当ててみる画像は)平地から山裾まで緑一色
品評会で優秀な成績

  近年、度会の何人かの業者さんが関西茶品評会や伊勢茶品評会などで毎年のように優秀な成績をとり、わたらい茶の品質の良さをアッピールしています。

 
「伊勢茶」は他産地銘柄の原料(荒茶)として出荷されることが多いとされていますが、わたらい茶は伊勢茶として直販されることが多いようです。

  茶畑に扇風機が目立ちますが、これは冬場の霜除けです。 
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インフォメーション  

度会町旧中川、内城田地区

 

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