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2001-9-10撮影 |
重文十一面観音
「十一面」とは本面の上に十ないし十一の面をもつところからきています。
平家の藤原有助という武人は観音世菩薩の信仰篤く、平安末期の都の争乱から十一面観音像を守るため、都から遠く注連指(しめさす)の地にこれを運んで安置し、女滝の傍らに庵を結び、朝夕の祈りを欠かさず恭敬礼拝したということです。
像の背中には「天永」の年号と日付、(1112年11月27日)「願主藤原有助」の銘が彫られています。
(なお現在観音様は厨子の中に安置されています)
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観音堂に安置され
近年建立された観音堂で、国指定重要文化財、十一面観音はこの中に安置されています。 なお、観音像の由諸についての説明板を拡大表示に入れました。
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2001-9-10撮影 |
2001-9-10撮影 |
注連指正法寺
正法寺は注連指地区の中ほどにあり、観音堂は写真右手の楠の木の陰になっています。
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約800年前藤原有助作といわれる重要文化財指定の観音像を残したい。(度会町、50、女)
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