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2003.12.10 |
天然塩「岩戸の塩」
天然塩「岩戸の塩」は五十鈴川派川と伊勢湾が合流する二見神前(こうざき)海岸の海水から採取されます。
この神前は昔、神宮の御贄(みにえ:貝や海草)を採っていた海岸で、更に満ち潮のときの海水でないと、出来上がった塩に気のようなものがないと言われるそうです。
この海水をくみあげ煮詰めた天然塩「岩戸の塩」は、ミネラルが豊富に含まれ、健康に良い、まさに海の恵み、そのものです。
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鉄釜でぐらぐら
くみ上げた海水を長方形の鉄鍋でぐらぐらと3時間余り、薪を炊いて塩の結晶にまで煮詰める。
たっぷりの海水が次第にトロリとしてきて、粗いかたまりになる。それからは大きな木杓子でかきまわす。すると、白くなり見る見るうちに塩の結晶が出来上がります。
この日、岩戸館の裏の釜を見せていただきました。その釜を管理していた「釜じいさん」(自らこう呼んでくださいと言っていました。)に聞くと毎日、毎日この同じ作業を繰り返し、塩を作っているそうです。
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岩戸の塩ようかん(五十鈴勢語庵) |
塩ようかん
この岩戸の塩を使い、余分な添加物を加えず、じっくり煮詰めた「ようかん」が「岩戸の塩ようかん」です。
普通のようかんとほぼ同じ作り方で、最後に塩を加えるのが唯一の違いで、海水から採取した塩を使うことで、海のミネラルがいっぱい含まれ、味に深みが出るそうです。
ほんのりと塩味がして、おいしい羊羹でした。
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二見町では伊勢神宮に供える塩を作っておりますが、最近地元の旅館(岩戸館)でも塩を作るようになり販売もしております。地場産業の発展を祈り推薦します。(「岩戸の塩」は商品名です。)(二見町、58、男)
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