256.すずり岩
( 伊勢市二見町三津 )
二見町三津稲生神社の横の方にタタミ一枚ぐらいの大きさの岩があります。岩のくぼみの水を汲むと雨が降ると伝えられています。昔は子供たちの遊び場でした。(伊勢市、60、女)
硯岩の硯部分
2012−5−17
(RO画像)こんな硯です
三津の大岩
二見町には夫婦岩をトップに大小さまざまな有名岩があります。猿田彦石、破れ石(われいし)、天狗岩など、古い文献には未だいくつか載っています。
硯岩もその一つ。
三津地区の山の斜面にある大岩です。その岩の上面、20畳ほどの中央に、1畳をこえる大きな硯らしきものがあります。
硯の海(水を蓄えるところ)には水がたまり、いかにもそれらしい形になっています。由緒もあり
案内板
をご覧ください。
硯岩への行き方
右の図は二見町三津地区の部分図です。
左隅の硯岩の
案内板
から右端の
稲生神社
まで、およそ350m。20m高の尾根の斜面が続きます。その中ほどに硯岩があります。
硯岩へ行くには、猪の防護柵の中途にある扉から入り、最初、尾根のすそを行き、頃合の地点から上に向います。10mぐらい登ると大岩に出会います。
この森は、最近、人が入っていないためか、鬱蒼としていて、それらしい道はありません。迷う可能性もあり、二人以上で出かけることをお勧めします。
なお当たり前のことながら、個人の所有地でもあり、汚さないようご注意ください。
森の斜面に突出した大岩
2012-5-17
(OR画面)山側から見た大岩
山斜面から大きく露出
案内板によれば岩の大きさは、
10〜12m(長さ)6〜9m(幅)×5〜6m(高さ)。
大きな岩です。山側からの写真(RO)は草木が邪魔して判然としませんが、この上面に『硯』があります。
昔は子供たちの遊び場
二見町三津稲生神社の横の方にタタミ一枚ぐらいの大きさの岩があります。岩のくぼみの水を汲むと雨が降ると伝えられています。昔は子供たちの遊び場でした。(伊勢市、60、女)
伊勢市二見町三津字前山
。
破れ石
(われいし)
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