215.浜島、迫子浦のあおさ海苔の養殖   ( 志摩市浜島町迫子 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
  海沿いに棒が何本も立っていて、いつもそれを見るとここに来た実感が湧く。(御薗村、32、女)
         迫子川のあおさ海苔の種付け網のセッティング17-9-4
   (ポインターを当てて見る写真は)川一面に広がった種付け網17-9-21
9月、迫子川、
   種付け網で埋まる
  9月半ば迫子川下流、一面に広がる海苔網の風景。この川はあおさ海苔の種付けで有名である。他所の業者もここを借りるという。

  網の張る枚数はその土地によって異なるようだが、ここでは網は6枚で1セットになっていて、これを最高4セット(24枚)重ねて張る。→その様子

  表面にタネが定着すると、網を順々に、上からはずして、迫子川から迫子浦へうつす。数枚を重ねた養生張りから更に本張りへと広げていく。

  最初に2セット(12枚)をはずし,迫子浦へ運び竹杭に張り(養生張り)、ある程度育ってから1枚あるいは2枚を重ねて張りなおす(本張り)のが一般的という。

1月、迫子浦の海苔網
  大雑把に言えば10月から12月へとアオサを育て、1月から3月へが収穫の季節となる。

  迫子川では染料で染められた赤い海苔網も、日差しにあせて、緑のあおさがつき、海苔網の風景が一変していく。

  あおさの海苔網の風景は、自然の光と風で波立つ海面の姿があいまって、実に美しい光景を演出してくれる。


なお、志摩市作成のHP 「志摩市青さプロジェクト」で青さのことを大変詳しく丁寧に紹介している。参考まで.

          、あおさが育ち、緑の海苔網が迫子浦を覆う 2017−1−3
    (ポインターを当てて見る写真は)育った青さのりの独特な姿 2017-2-16     
      あおさ海苔を網から機械ではずす作業 2017-2-16
 (ポインターを当て)網から取った海苔を洗浄機械へ2017-3-30
冬の収穫作業
  迫子浦では県道と反対側に青さの作業小屋が並ぶここで収穫したあおさの海苔網から青さをとる作業が進む

  網から取った海苔は篭に移し、それを洗浄機械にいれ、海苔を海水で洗う。洗い終えた海苔を各自の乾燥場に持ち込み、乾燥して、組合へと送るのだそうだ。
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インフォメーション  

志摩市浜島町迫子浦

 


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