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夏見の浜干潮時 2003-7-13 |
見事に潮が引いています
今年(2003年)7月13日は大潮の日で、推薦の言葉通り見事に潮が引いています。
下の満潮時の同じ場所と較べてみてください。海上保安庁の鳥羽湾のデータでは干満の差が194cmになっています。特に2月と8月は潮位の差が大きいのだそうです。
尚、潮の干満は「潮汐(ちょうせき)」ともいいますが、潮のことを「あさしお」、汐のことを「ゆうしお」というのだそうです。
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世界には15mの潮汐も
特にこの夏見の浜は潮位の差が大きいといわれていますが、なぜ同じ海に面しながら海岸によって差ができるのか?
図書館で調べてみますと,この潮汐は湾(或は水路)の形や大きさ、海底の形状等が影響しているようです。
カナダのファンディー湾では15m,お隣韓国の仁川では10mの例があるそうです。又日本海側は差が小さく40〜50cmだそうです。
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夏見の浜満潮時 2003-7-13 |
いそもの 2003-7-13 |
磯ものの宝庫
潮が引いた磯には様々な生物が目に付きます。5月頃にはわかめ,ひじき,ホンダわら等の海草。ウミウシ,ヒトデ,イソギンチャク等がいましたが、この7月には見当たりませんでした。
年配の女性が何か獲っているので,尋ねると「ガゼ(馬糞うに)や磯もの(巻貝の一種)だよ」と,答えてくれました。酒の肴にいいですね。
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浦村町字夏見の浜は磯場の宝庫として地元の人には親しまれている。年数回の大潮時の干潮には、想像を絶するくらいに海面から岩場が浮き上がり、磯場として磯もの、海草、磯釣りなどの穴場。(鳥羽市、55、男)
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