118.答志の「寝屋制度」   ( 鳥羽市答志町 )

伊勢志摩きらり千選
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寝屋は青年期の男子が中学を卒業してから結婚するまでの間、部屋に余裕のある家を宿舎として、グループを組んで共同生活をする若者宿の事を言う。グループの若者達を「寝屋子」、部屋を貸し世話をする人を「寝屋親」と呼んでいる。この寝屋制度は、今では答志にのみ残っている風習である。(市無形文化財)(鳥羽市、67、男)

鳥羽市の離島答志島の答志町に「寝屋子」と呼ばれる戸籍上の兄弟ではないものどうしが、終生、兄弟以上の付き合いをする制度があります。
 少年が15才になり大人の仲間入りをすると「若い衆」と呼ばれた集団の一員となりました。その集団が「寝屋」の始まりです。
 以前は、伊勢志摩の地方の各地に寝屋を見ることができましたが、今では答志町に残るだけとなりました。
            --「広報・鳥羽」より


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