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(写真:鳥羽市提供) |
若宮神社まで練り歩く
坂手の「棒練り」(ぼうねり)は坂手島の天王祭(各地区の夏祭り)の中で行われる330年も続く、由緒ある伝統行事です.
棒を持った人々の行列が若宮神社まで練り歩くことからこの名前があります。昔、坂手に疫病が流行したときに尾張の津島神社より疫病よけの守り神をお迎えした故事によるものです。
行列は紋付裃で帯刀姿の宿元を中心に諸役が並び、太鼓と音頭で進みます。鳥羽市の民俗文化財に指定されています。
●残念ながらこの棒祭りは地元の事情で2015年〔?〕以来取り止めになっています。
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山車のくるまを模したもの
棒練りの棒は2メートルほど。両端に5色の紙飾りが付きます.(写真)行列の中ほどの2人が横向きでこれを回しながら進みます。
これは島の狭い道を山車が使えないため山車(だし)の車を模したものとされています.とても優雅で。回る棒にじっと目を凝らすと美しく飾った山車の車輪が見えてくるように感じます。
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(写真:鳥羽市提供) |
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自分たちのお祭
天王祭は神社の前の広場を中心に実行委や婦人会の食べ物店が並び、漁協の釣堀、素人演芸会も行われ、里帰りの家族も加わって島中で楽しむ「自分達のお祭り」の1つです。
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C寛文年間に、はやり病があり、疫病退散の祭神、牛頭天王を勧請するときの様子を残しているが、「棒練り行事」であり、神に祠踊りも奉納することで、神社前に舞台を作り、今日は子供神輿や町内有志の演芸が7月14日に近い土曜日に行われている。(鳥羽市、55、男)
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