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境内に能楽舞台が |
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境内には約160年以前に作られた組み立て式の能舞台があり、祭礼の際は能が演じられてきました。→組立舞台ついて
また、能楽が盛んであった頃の能面、舞台衣装が数多く残されています。これらは鳥羽藩主稲垣長明氏(1829−65)の寄贈によるもので、現在、県の文化財の指定を受けています。 その一部を紹介。
能楽奉納は1707年(宝永4年)に始まったもので、当時流行した悪疫を払うための神事踊りがきっかけになっているとのこと。
奉納薪能
2015年10月18日に遷宮祭を奉祝して奉納薪能が境内の舞台で行われました。その演目は、前半は地元鳥羽の小中高生による狂言、能楽サークルの仕舞が演じられ、後半はプロ能楽師による能楽「葵上」が上演されました。薪の燃え盛る境内での熱演に、観客は皆声もなく、引き込まれていた様子。
奉納薪能
今回、組み立て舞台は3ヶ月前から各部の修理、鏡板の新製、全体の組み立てと進め、本番に間に合わせています。この地域の底力というべきでしょう。 |
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能楽「葵上」で、鬼面となった六条御息所の怨霊2015-10-18
(ポインターを当てて見る画像は)小中生の演ずる狂言「飛越」
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