60.堅子(かたこ)の精霊舟送り
( 鳥羽市堅子町 )
8月20日、麦わらで編み造った北前船形の念仏丸に人形6人を乗せて鉦・太鼓で海に流す。(鳥羽市、77、男)
道の途中でお供え
2003−8−20
(ポインタで変わる別画面)寄せ太鼓を鳴らしながら出発
精霊舟を先頭に浜へ
精霊舟を先頭に、堅子の人々総出で、浜へ向かいます.地区を東から西へと鉦と太鼓を鳴らして進みます。皆さん笑顔で、ゆったりとした時間が流れてゆきます。
舟には各家から6文銭(代わりに1円玉6つ)のおひねりが積まれ、人々は竹を束ねて、これにしきびと線香をさした松明を手に行列に加わります。
夕風に乗り西へ旅立ちます
精霊舟は麦わらと竹で作られ、帆が3枚つく立派なもの。6体の藁人形も乗り、夕風に乗って静かに進みます.
これに先立ち、浜では持ち寄った松明を焚き、送り火とします。
(ポインタで変わる別画面で)この日、精霊船を流す2時間ほど前、舟作りに精を出す堅子の人たちの姿です。
旅立つ精霊船
2003−8−20
(ポインタで変わる別画面)精霊船作りに忙しく
船を見送る堅子の人々
2003−8−20
拡大
舟を見送る堅子の人々
舟を見送る堅子の人々。全体で30戸の地区ですから皆家族のような雰囲気です。
写真右手の焚き火が松明の火です。
焚き火が消えないうちに家に帰らないと精霊舟が戻ってくるのだそうで、皆さん早々に家路につきました。
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