136.扇野(おおぎの)展望台とめだかの学校   ( 鳥羽市鳥羽2丁目 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
山本周五郎の小説「扇野」にちなんで「扇野の里」と呼んでいる。展望台の美しい景色と「めだかの学校(めだかの池)」は、癒しのスポットである。(鳥羽市、67、男)
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                     2002-10-10
見晴らしはなかなかのもの
 扇野展望台とめだかの学校は樋の山の中腹に立つホテル扇芳閣の直ぐ上にあり、同ホテル社長の谷口仙二さんが余暇に自力で作りあげた施設です。

 平成12年4月にオープン、めだかの池や、草木染め、折り紙、絵手紙などの教室があり、最近では景色を見ながら足湯につかるとか、温泉卵が味わえるといった設備が追加されました。

 毎年行われる鳥羽観光協会の「おいしいハイキング」ではここが1つの拠点になっていて、今年は伊勢うどんの振る舞いがあったそうです。

子供達の居場所作りから
谷口さんのお話では
「長いことPTAや子供会や青少年健全育成会などの会長をやりましてね、大人が変われば子供も変わると感じたんです。そこで手始めに子供達の居場所作りをしようと始めました。市民の交流の場としても使えるし、結果として会社の良いイメージにもなると。」

なお、ここは商業施設ではないので講習会なども実費以外は徴収していないとのことでした。

(                  写真:鳥羽市提供)
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            (写真:鳥羽市提供)
めだかは環境のバロメータ
「平成11年でしたか、めだかは環境のバロメーターだが絶滅に瀕しているという話があり、これだと思い、めだかの池を作りました。今年は池の水の浄化のために素焼きの鉢を底にひて見ました。めだか達すごく元気がいいですよ」

 谷口さんはとても楽しい方で大変なアイデアマン、その上すぐにご自分で作ってしまう実行派。施設は大半が谷口さんの手作り、材料はほとんどがリサイクル品なんだそうです。

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インフォメーション  

鳥羽市鳥羽、鳥羽金刀比羅宮への途中。

 

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