22.石鏡(いじか)町の海女小屋の風景   ( 鳥羽市石鏡町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
幼い頃、母親と共に仲間の海女達がいろりをとっていた風景が目に浮かびます。(松阪市、42、-)
    2004−11−16
立派な海女小屋
  海女小屋は海女さんたちが漁に出るために着替えたり、戻ってから暖をとったりする場所です。通常は3〜4坪ほどの小さな小屋が多いのですが、ここ石鏡の海女小屋はごらんのように2階まである立派なものです。

  平成10年に道路を整備する際、浜に散在していた海女小屋を整理して、共同の施設として作られました。応募してくださった方のイメージとは少し違うかもしれません。

夏はあわび、秋はサザエ
  夏はあわび、秋はさざえ、なまこ。写真は収穫したサザエを漁協の水槽に入れているところですが、1時間ほどの収穫とか。これでも例年に比べ少ないのだそうです。

  海女さんの数は、石鏡で7〜80人位。現在はすべて黒のウェットスーツが仕事着で、白い装束はイベントでしか見られません。

     2004−11−16
        2004−11−16
暖をとる「焚き場」
  2階建ての主棟に対してその周囲に4部屋ほど「焚き場」(焚き火場)があり、中央に囲炉裏、周囲に畳を適当に並べ、海女さんたちはここで暖を取ります。

  主棟にはシャワーやトイレ、2階は集会所です。建物の周囲には薪がうず高く積まれていました。


 ただ、浜近くに海女小屋も1つありました。現在はどれだけ使われているのかわかりませんが。→海女小屋
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