47.相差(おうさつ)天王くじら祭   ( 鳥羽市相差町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
鯨崎沖合の大敷網に迷い込み息絶えた一頭の鯨を哀れみ慈しむ鯨の供養祭。海に還す海上パレードのみこし鯨に喝采して夜は花火と演劇。(鳥羽市、70、男)
           漁協広場に到着の大鯨神輿  2016-7-14 
       (ポインタを当てて見る写真は)会場到着直前の女性踊チーム 
大パレード出発
  午後一番、街中より漁港前メイン会場を目指す大パレード。主なものでもマーチングバンドに神輿が4つ、女性の踊が2つと続きます。

  中でも呼び物は鯨みこし。大中小と3つあり,大人、中学生、小学生が担ぎ、漁業の町ならではの趣向です。幼稚園児の「えびすさん」神輿もありました。

  中学生の子鯨には伝説の観音様が載っています。伝説とは 「昔、ある嵐の夜、相差の浜に鯨が上がったが、その背に黄金の仏像が乗っていた。仏像は直ちに青峰山正福寺に収められた」といいます


2016年のパレードの様子をどうぞ。
  
  相差鯨祭は平成元年,その年、浜に打ち上げられた鯨の供養のために始められた行事です。
  年々盛大になり,趣向を凝らした行事が夜の10時ごろまで続きます。町民総出とも思われるほどの賑わいです。

  2016年祭のプログラムをどうぞ

漁協広場で様々なイベント
   漁港広場が祭りのメイン会場です。中学生のマーチングバンド、女性陣の相差ソーラン踊、保育園児の太鼓、婦人会の踊など様々な催しで楽しませてくれます。
メイン会場、催し物の様子。

砲術披露
  
長いお付き合いのある松本市四賀地区から来られた専門家が歴史気的な古い銃を試射して、砲術を披露してくれました
大鯨海上パレード

  大鯨みこしが前浜に運ばれ、6人の海女さんに守られて沖へ。沖では4杯の船が大鯨を曳いて湾内を周航。大鯨の海上パレードです。
宝船入港、福撒き
  さすが,漁港のお祭,福まきを豪華な宝船で演出しています。宝船を漁港の前浜に乗り入れ,七福神が お餅やお菓子を待ち受ける浜の人々に、勢い良く投げてよこしました。

                大鯨の湾内周航2016-7-14 
 (ポインタを当てて見る写真) 豪華な宝船の到着・福撒き開始
                 夜の楽しい素人演芸会 2016-7-14
(ポインタを当てて見る写真は)演芸会のプログラムの1つ、男性陣のモダンダンス
演芸大会
  鯨祭りの祭典が終了すると漁協の飲食ブースが開店。他の露天商とともに夜の部が始まります。→その様子

  舞台では演芸会が開かれ、夜9時には納涼花火大会が開始。10時近くに相差天王鯨祭り終了です。

  大変ユニークなのは住民による素人演芸会がおこなわれていることです。
各チームともアイデア豊富,相当の練習をしてきたことが見て取れます。

  子供達と大人達一緒に演技する様子はとても好感が持てます。一年かけてこの日のために用意しているというのは多分本当でしょう。

  今年の男性8人が踊るダンスは衣装が全員つながっているという、実に奇抜で面白いものでした。

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インフォメーション  

鳥羽市相差.相差漁港前広場。2016年のスケジュールを参考にしてください

 

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