30.原区より国束山(くづかさん)への道
( 玉城町原 )
伊勢国盗り合戦の地、田丸城町内、国束山にある弘法大師ゆかりの石、弘法石。玉城町教育委員会主催の歩こう大会に参加した国束山。国束山近くの原区に5年前にできたアスピア玉城弘法温泉ふれあい館。温泉有り芝公園、遊歩道、緑の山、アスピア玉城。大地に息づく人が触れ合える場。(玉城町、69、男)
気軽に登れる山国束山
玉城町の豊かな田園,その南に小高く連なる山並みのピークが国束山(標高416.5m)。玉城町と度会町と多気町三町の境界にあります。玉城町側からは気軽に登れ、毎日散歩するという人も。
弘法温泉の横を抜け,登山口に着くと弘法大師ゆかりの石が祀られています。
弘法石の説明板をどうぞ
そこからゆっくり登って約1時間で頂上へ。「山コース(尾根道)」と「谷コース」があり、選べます。
マップをどうぞ
この道は、頂上にあった旧国束寺への参詣道で、度会町側からも3本ほど山道があるようです。現在、国束寺は度会町の平生に移っています。
石が多い道なので、登山シューズがお勧めです。
登り口にある弘法石のお堂
2012-3-30
旧国束寺
頂上近くに旧国束寺の境内があり、杉林の中に礎石が残されています。絵図などを見ると、かなり大きなお寺であったことが解かります。
平生に移築され、新たな国束寺となったのは一番右の荒神堂で、この経緯は
ページ「国束寺」
をご覧ください。
また、「弘法石」の案内板にも簡単に
由緒
が載っています。
現在の
境内の様子を見取り図
にしてみました。ご覧ください。
旧国束寺の絵図
2012−3−30
(R.O画面)境内の杉林
頂上には白山社が
頂上には、祠はありませんが、昔どおりの白山社が祀られていて、その脇に昔の祠の石組みが残っています。
新しい地蔵尊がおかれていました。
国束山頂上の様子
2012-3-30
度会町からみる「国束山」
『昔々、大きな大きな大男がいて、その男が一架に担いだ荷物をどかっと置いたところが、「大日山」と「国束山」になった。』子供の頃、聞かされた昔話であるが、度会町から見ると、その昔話が本当のように、二つの山が仲良くどっかりと並んでいる。家の裏戸を開けると、いつもそこに「国束山」はあり、子供の頃からずっと「国束山」を見ながら育った。今も、実家に帰ると、昔の姿そのままに「国束山」は暖かく私を迎えてくれる。「国束山」は私にとって、大事なふるさとの山である。
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