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昔、山賊が長更(ながふけ)の部落を荒らしたので、弘法大師さんが山賊を山の穴におしこめ、大きな石でふたをし、そのふたに爪で地蔵様をかいて祭った。村の人は9月18日村中でお参りをする。(玉城町、71、女)  | 
 
 
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一見、ただの岩かと思う 
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 現在は、はなそげ地蔵は玉城町世古の南東にあり、小俣町の飛地,、新村の近く。大仏山公園の南西側の山の懐に、ひっそりとある。(下欄のマップ参照) 
                 
                  道脇の斜面に直径2メートルほどの花崗岩があり、その上面に、1メートルほどの背丈のお地蔵さんが線彫りされている。線に色を挿しているわけではないので、良く見ないとわからない。 
                 
                  今では9月18日に地区の代表者がお参りする と教えてもらった。(2005年) 
                
 
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                        岩の表面には- | 
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                          推薦の言葉が語るごとく、岩は穴の蓋みたいな感じではあるが、普通の岩にも見える。 
                 
                  岩の表面には確かに、地蔵さんが描かれている。さて、右の写真、みなさんにはどう見えますか? 
                 
                  画像にマウスをかざすと像が現れるが、これは当グループの一人が拓本で像を採り、写真上で石に重ねてみたもの。 
                 
                  お姿がよく見えないから良いので、これでは有り難味が薄れる、と感じる方もおられるだろう 。 
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                        拓本で採った線彫りの像 
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                        地蔵さんの姿を写し取ってみたのが左の像である。
  
                拓本でとり、これを撮影、パソコンに入れて修正し、白黒を反転してみた。
  
                花崗岩の自然石だから表面が粗く、細部は良くわからない。 
                鼻の部分は僅かに凹んでいて、「鼻そげ」の感じになっている。
  
                〔拓本〕石碑の文字などを写し取る技法です。石の表面に湿らせた和紙を置き、上から布で押すと、石の凹んだ部分では紙が凹みます。この上から油性の墨汁を含ませたタンポン(大きなてるてる坊主状のもの)でたたくと、表面全体は黒くなるが、凹んだ部分に墨が付かず、その部分が白く浮き出てきます。  
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