154絵かきの町・大王   ( 志摩市大王町波切 (b) )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
A.昔から多くの有名画家が大王町を訪れ、数多くの作品が残っていることから、平成8年3月「絵かきの
  町」宣言をし、絵画コンクール「大王大賞展」などの関連事業を行っています。(大王町、40、女)
B.絵になる風景が今のまま変わらないで絵を描いている人が町を歩いているのどかさを残したい。
  (大王町、43、男)
C.昔から多くの有名画家が大王町を訪れ数多くの作品を残している.最近は絵かきの町として全国に知ら
  れるよう になってうれしい。(大王町、54、男)
D.黒潮踊る波しぶきが灯台に押し寄せるその様子は多くの絵の題材になっています(大王町、46、女)
        2001年度大王大賞作品「陽だまり」 2011-5-13
「絵かきの町」宣言
  大王町は、志摩市に合併する以前、街を活性化するために「絵かきの町」を宣言しました。(宣言文

  その事業として1997年から、大王町の風物を題材とした絵画を公募して、優秀作品には賞金を提供しています。(大王大賞

  公募は奇数年に行なわれます。2011年度の公募の詳細は志摩市観光協会のHPに掲載されます。

  また、2011年4月29日に志摩市大王支所の2階に美術ギャラリーがオープン。今までの大王大賞全7回の優秀作品が展示されています。

  なお、大王支所の3階では平賀亀祐記念館が開設されています志摩の片田の出身で、世界的に高名な洋画家である平賀亀祐画伯の絵画や遺品を見ることが出来ます。
美術ギャラリーオープン
  オープン記念の展示では第1回(1997)〜第7回(2009)までの各大王大賞、金賞、銀賞の21点が展示されています。
  いずれもなかなかの力作で、長年絵筆に親しんで、修練を積んでいないと出来そうにない作品ばかりです。

  作品脇に選者の作品解説と制作ご本人のエピソードがあり、これがなかなか面白く、絵画鑑賞をバラエティあるものにしてくれています。
   「絵かきの町」は当初、藤島武二が描いた波切の作品をきっかけに画家たちが集まり、やがて街のテーマとして取り上げるに至ったそうです。

  いずれにせよ、他町にないユニークな好企画で、ぜひ永く続けてほしいと思います。

 美術ギャラリー2階ホール2011−5−3
そこかしこに絵筆を持つ人々が
  大王町は灯台に限らず、絵の題材が豊富で、絵を描いている方がそこかしこに見えます。

  それにしても、写真のこのお二人、お互いじゃまにならないのでしょうかね?

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インフォメーション  

志摩郡大王町波切3234-2.(志摩市大王支所内) 絵かきの町・大王 美術ギャラリー TEL0599-72-4336
                  休館日:火曜日水曜日(休日は除く)、9:00〜17:00(入館は16:30まで)
                  入館料:大人200円、高校生大学生100円、中学生以下は無料

 


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