|
A. 大王崎沖中に浮かぶ小島。伝説やいわれが数多くある。大正6年には軍艦音羽が座礁したことで知られている。(大王町、42、男) B. 崎山公園の眼下に浮かぶ島で昔、漁師が神として雨乞いをして信仰した島。(大王町、45、女) C.初日の出が素晴らしい(大王町、17、女) |
|
幣が立てられた大王島(2004−6−15撮影) |
|
瀬祈祷、幣立て
|
|
|
|
大王島は波切港沖合い600mほどにある、高さ約9mの岩礁です。
毎年、6月11日(2004年は天候のため15日)に航海の安全と豊漁を祈願する漁協主催の瀬祈祷がこの島で行われます。
船で島を3回まわり、島に幣を立て八大竜王を祀る行事です。なおこれに先立ち一連の行事として町内安全の祈願が仙遊寺で6月11日に行われています。
幣立ての様子を詳細ページに入れました。 拡大画像は2007年の島の様子です。ウミウにすっかり占領されています。
|
|
|
|
|
|
八大竜王の名をとなえ
|
|
|
|
船には波切二寺の住職が乗り込み、船の中央に座し、祈祷を行います。祈祷は般若心経を3回、八大竜王の名前を2回称えます。
八大竜王とは法華経の会座(えざ:法会の席)に列した護法(仏法を守護する)の竜神。難陀(なんだ)、跋難陀(ばつなんだ)、…などの名前の八神の総称です。(広辞苑参考)
|
|
|
|
|
2004−6−15撮影 |
台風の翌朝の大王島(2004-5-12撮影) |
|
巡洋艦音羽の遭難
|
|
|
|
波切と和具大島周辺は海難事故の特に多いところで、応募の言葉にある軍艦音羽の遭難の様子は以下です。
1917年(大6)7月25日未明、巡洋艦音羽(3048t、乗組員290余名)が濃霧のため大王島に座礁、8月2日20:00に大破し沈没しています。
この時の事情は町史に詳しく載っていますが、地元の救助参加者が約350名、同日には軍艦津軽や県の警邏船が駆けつけ、2日後には横須賀から工作船3隻(技術員300名)など集結したと伝えています。
幸い死者はなったようですが,地元の協力に対し海軍大臣から感謝状が出たそうです。
|
|
|
|
|
|
熊野古道の伝説が生きる島 世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の伝説。「一目連」(ヒトツメノムラジ=だんだらぼっち)が逃げた先の伝説の島。 |
| |
|
|
HOME
/ アクセスマップ
|