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戦国時代水軍として、活躍した九鬼一族の五輪塔が仙遊寺にあり碑銘が刻まれています。(大王町、55、男) |
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2004−6−12 |
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波切九鬼氏のお墓
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九鬼家は織豊時代鳥羽を根拠地として活躍した九鬼嘉隆が有名ですが、その前の時代、波切を居城として勢力を張った波切九鬼氏の5代の五輪塔(写真中央の球形のある5つの塔)です。
右から定隆(5代)泰隆(4代)隆次(3代)隆基(2代)隆良(初代)の順です。
3代隆次には 仙遊寺殿星隠大居士、天文十一年正月五日(1542年) 4代泰隆には泰雲大居士、天文二十年七月二十一日(1551年)と記されています。
五輪塔の説明板を拡大表示に入れました。九鬼氏の出自などが紹介されています。
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九鬼家の菩提寺、仙遊寺
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神護山仙遊寺は臨済宗妙心寺派のお寺で、九鬼隆良、隆次追善供養のため1542年(隆次没年)に創立されました。以後正保年間(1644〜47)および1889年(M22)に再建されています。
創立当時は清竜山泉住庵と称し、1689年(元禄2)に隆次の墓碑銘からとって仙遊寺に変更されました。
ご本尊は十一面観音菩薩、寺宝として絵画、釈迦十六善神像、其の他があります。(以上町史を参考)
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2004−6−12 |
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五輪塔とは
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平安中期頃から用いられた供養塔、あるいは墓標で石造が多く見られます。
五輪とは仏教用語で物質の構成要素である五大(地、水、火、風、空)を円輪に模していう言葉です。 五輪塔は五大を形で表し、(写真上から)空輪ー宝珠形、風輪ー半月、火輪ー三角、水輪ー円、地輪ー方(四角)の5つを重ねた形式になっています。(広辞苑を参考)
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