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和具観音堂 N氏提供 |
和具の観音堂
いつ誰の手によって開基されたかは不明ですが、かなり以前から存在したとされ、享保5年(1720)には、すでに本堂の修築を行った記録が残されています。
真言密教の修行僧の祈祷所で、その造立も古く、寺堂として優秀な仏像を伝存していること。また、昔からこの寺の縁日には近郷近在からの信者の参詣が多く、見世物が出て盛大を窮めたものであることから、格式の高い寺であったものと考えられます。
檀家はありませんが、現在でも人々の信仰が厚く、念仏講などが盛んに行われています。
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国の重文,銅造釈迦如来像
この観音堂の寺宝として、銅造釈迦如来坐像、十一面観世音菩薩立像、仏頭、薬師如来坐像などがあり,拝観(有料)することが出来ます。
堂内の仏像をご紹介しましょう。
また、年間行事として、薬師如来(1月4日)十一面観世音菩薩(1月18日)釈迦如来(4月8日)とそれぞれの仏様への祈願祭が行われています。
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釈迦如来像2004-4-9 |
観音堂境内 2004-4-9 |
古くからの桜の名所
古くからの桜の名所で,訪ねた当日も女性の一行が桜の木下でにぎやかに食事をして見えました。
観音堂を管理し,各種祈願祭など20以上の年間行事をこなしているのは,和具7地区から選ばれている観音堂管理委員会の委員さんたちで,普段は交替で本堂につめています。
一年間で最大の行事は正月18日の十一面観世音菩薩祈願祭とのことでした。
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真言密教の修行僧の祈祷所であった。地元でも信仰が厚く、念仏講などが盛んに行われている。桜の花見の名所としても人気がある。(志摩町、52、男)
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