120.御座.不動堂(瓜切不動)
( 志摩市志摩町御座 )
延暦年間に弘法大師が百日の護摩供養の後に自らの爪で自然石に不動明王を刻まれたといわれており、村民は爪切不動として建立して信仰して、本尊は絶対秘仏としている。(志摩町、52、男)
不動堂
2016−1−16
(ポインタを当て見る画面は)左手前は子安地蔵、奥は大師堂
弘法大師が爪で彫った 不動明王像
推薦者が言われるように,弘法大師がこの地を訪れ自ら爪で刻まれたと伝えられるお不動さんを本尊とする。
谷あいの窪地を利用した独特のただ住まいで、境内には秘仏爪切り不動をまつる不動堂を中心に、これを囲み見下ろすような形で、弘法大師をまつる
大師堂
、子安地蔵、霊符堂、少し離れて薬師堂が並ぶ。
古くからこの地にある祈りの場だけに、お堂の周囲には賽銭箱がたくさん並び、多くの人が丹念に小銭を入れては拝む姿があった。
真言仏教の地であるのに鳥居が在るのも、昔からの習俗の一つだろう
。
境内にある梵字石
境内には、本堂の裏手に30数個の梵字石があり、石の一つ一つに梵字が刻まれている。
栞の説明には「これは一石一佛の信仰のよりどころで、もとは村の辻々に祀られていたものを、ここに集められたもので、室町時代の作品で芸術的宗教的に貴重なものである」とある。
右の写真の文字をネットの資料で調べたところ「閻魔王」らしいが確実ではない
。
梵字は、よくお墓の卒塔婆などで見かけるが、梵語(サンスクリットの中国語表記)を表す文字である。
その梵語は古代から中世にかけて、インドから東南アジアで広く使われてきた言語である。現代でも ヒンドゥー教、仏教、シーク教などの礼拝用語として使われているそうだ。
(インターネットを参考)
梵字石の一つ
2016−1−16
(ポインタを当て見る画面は)様々な梵字石
ちびっ子たちの元気なダンス
2016−1−16
(ポインタを当て見る画面は)お母さん方も参加して
「志摩市健康ダンス」
にぎやかな縁日
平成18年から地元有志が、活性化初年度にしようと立ち上がり、奉賛会が結成された。
毎年、爪きり不動さんのお祭りでは、前の広場で地元商店の出店、ライブ、踊り、ビンゴゲーム、餅まき等々実施され、朝から子供達も繰り出し、賑わっていいる。
今年(2016)は最後に大抽選会が行われ、これに誘われてか、たくさんの観客が訪れている。
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