60.錦、姫越山   ( 大紀町錦-南伊勢町新桑 ) 伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
悲しい平家のお姫様(平家の落人)の物語がある姫越(ひめご)山。山登りも楽しめます。(紀勢町、64、男)
                芦浜と芦浜池 2013-5-5
           (ぽいんたをあて見る画像)座佐の浜と座佐池
眼下に芦浜と芦浜池
  姫越山は大紀町錦と南伊勢町新桑(さらくわ)の町界に位置する山で標高502.9mです。

 南伊勢町の観光パンフレットは、姫越山登山道を「潮の香り漂う尾根道」と紹介していますが、なるほどその通りで、ウバメガシのトンネルを抜けると、眼下に変化に富んだ海の景色が目に飛び込んできます。

  特に芦浜の芦浜池、座佐の浜の座佐池は共に海跡湖で、この辺りでは珍しく、神秘的な姿を見せてくれます。

  いささか蛇足ですが、この芦浜は原子力発電所建設用地として計画され、これに反対する地元漁協との闘争が行なわれた所です。お隣の旧南島町のにえ漁港にはその闘争の記念碑が建てられています。
姫塚の伝説
  ここには山の名前の起源ともなった,高貴なお姫様とこれに付き添った武士の悲しい伝説があります。姫塚はそのお姫様の墓といわれるものです。NEXTページに姫越山のお話(紀勢町40周年記念誌より)を載せています。

  推薦の言葉では、平家のお姫様であるとしていますが、地元では
「一説では樋口次郎兼光(木曽義仲の四天王の一人)の娘であると伝えられている」としています。(棚橋小公園の説明板より)

  旧南島町から相賀に至る「窯」の付く地名には、すべて平家の末裔が製塩を業として住んだところと伝えられています。(ページ「窯方祭」参考)

             姫塚 2008-3-4
       
               姫越山周辺マップ  2007-8-10
登山にはいくつかのルートが
  左図の赤線のルートは2013-5-5に南伊勢町の登山愛好グループ「南勢テクテク会」のイベントに参加して歩いたコースです。

  姫越山への登山ルートはくつもあるようです。南伊勢町と同観光協会共著の「山歩きガイドマップ」に載っています。参考にしてください。

  左図を拡大してところどころの風景を画像にしてみました。
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インフォメーション  

大紀町錦ー南伊勢町新桑(さらくわ)

 

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