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(2003-7-16撮影) |
樹齢200年の杉が並ぶ一角
大宮町から滝原峠に向かう県道38号線の,大宮サイクリングセンターから500mほどの道路わきに杉の巨木が並ぶ一角があります。ここが推薦の母樹林です。
母樹とは種を採るための親木のことで,この杉の大木達がそれにあたります。樹齢200年,高さは40mにも達しましょうか。
農林水産省の管理下にあるため私有林ですが伐採が出来ません。管理は木に番号を付けて行われ、母樹林といっても特定の区画を示すものではないようです。
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この林の持ち主は大宮町で古くから、手広く山林業を営んでおられる吉田家(吉田本家山林部)で,創業は1702年(元禄15年)、今回はその12代目当主吉田正木氏に案内をしていただきました。
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(2003-7-16撮影) |
(2003-7-16撮影) |
母樹とは
「母樹」とは学術書によりますと以下です。 「種子または挿穂をとる樹木のことで、親木(おやぎ)ともいう。 目的によって採種木、採穂木ともよぶ。次代の林をつくるには 成長、形質のよい母樹を選ぶことが重要で、これらが集まった 林を採種林(園)、採穂園とよぶことが多い。自然の力を利用 して林をつくる天然更新では、飛散する種子の供給源として 切り残す樹木のことを母樹という。また、品種改良などの目的 で交配を行うとき、雌花を用いた母方の樹木のことも母樹という」
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身近に見られる点で貴重(南勢町、69、男)
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